ベラルーシのバーニャ(banya)は、日本でいうところのサウナとは一線を画す、古くから伝わる東スラブ圏の蒸し風呂文化です。熱された蒸気と葉の手技で身体を整えるという、まさに全身リセットのセラピーです。
温かさを超えた「バーニャ」の魅力
葉っぱで叩く伝統的マッサージ
木製の桶に白樺やオークの葉を浸し、それをロウのように熱されたベンチへバシャバシャと投げかけます。そのあとベンチでうつ伏せに寝て、知人から葉っぱで揺さぶられるように叩かれると、血行が抜群に良くなります。叩くだけではなく、葉を”ほうき”的にスーッと動かされるのも気持ちよく、のぼせそうになるほど!身体がぴりっとしながらも、心地よさがクセになります。
雪の中でクールダウン
雪景色の中に飛び込む冷却法は、日本ではなかなか味わえない体験。水風呂ではなく、雪そのものに飛び込むことで血流がグッと戻ってきて、一気にリフレッシュ!これは冬にベラルーシに訪れた人の特権ですね!
バーニャ後に交わされる言葉:「スリョハ アキム パドム」
バーニャから上がると、よく聞かれる言葉があります:「Супер, яким падом」(読み:スリョハアキムパドム)。直訳すると、「軽い蒸気で」という意味ですが、お互いにサウナセッションを楽しんでいるときに交わす言葉。私も最初言われたときは「?」でした(笑) 「スリョハアキムパドム」に対する返答としては「спасибо」(スパシーバ/ありがとう)と答えたらOK!
バーニャと切っても切れない「サウナハット」
バーニャや高温サウナでは、頭部が熱くなりすぎないようにサウナハットをかぶるのが一般的です。
ベラルーシでは、羊毛フェルト製の厚手のハットが多く、これがあると頭皮や髪の乾燥を防ぎ、長時間快適に楽しめます。
特にバーニャ用のサウナハットは、刺繍入りのものやユニークな形状のものも多く、実用性とデザイン性を兼ね備えています。現地で買えば、日本ではなかなか手に入らないデザインのものをリーズナブルにゲットできます。
私は実際にお土産として持ち帰りましたが、日本のサウナ施設でも「それどこで買ったんですか?」と聞かれることが多く、会話のきっかけにもなりました。旅の思い出を日常に持ち帰れる、おすすめアイテムです。
詳しくは以下のページで「サウナハット」についてご紹介しています・お土産にオススメです!
もっと知りたいバーニャの背景
歴史と文化的地位
バーニャは東スラブ古来の蒸し風呂文化の1つで、ロシアなどと同様に、住民の健康と社交の場として重視されてきました。近年の研究では、ベラルーシでは「徒歩用バーニャ(hiking banya)」として、狩猟や旅先に即席で設営されるスタイルが伝統の一部とされており、これが地域の伝統に深く根ざしています。
oldeuropeanculture.blogspot.com
まとめ|ベラルーシでバーニャ体験は旅のハイライト!
- 伝統的な入浴文化で、心身をリセットできる
- 雪や氷を使った極寒リラクゼーションが他では味わえない非日常
- 言葉を交わすところにも温かな人との繋がりが生まれる
ただ汗をかくサウナではなく、ベラルーシの伝統と自然が融合したバーニャ体験は、旅の忘れがたい思い出になること間違いなしです!

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